朝、目が覚めると会社へ行きたくない。と強く思う
職場で嫌なことがあったときだけでなく毎朝思う
「自分は甘えているのかな。」
「社会人なのに情けない。」
そう自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
しかし、アダルトチルドレンの方にとって、朝のつらさは意志の弱さではありません。
まだ起きてもいない出来事に備えて、心と体が先に緊張してしまうことがあるからです。
この記事では、その理由と、朝のつらさを少し和らげる考え方をご紹介します。
朝、会社に行きたくないと思う理由

「朝から会社に行きたくない。って思ってしまいます。職場で何が起きたわけでもないのに、ほとんど毎朝思います。」
「それは、とてもつらいですね。実は、まだ何も起きていなくても、心と体は先に反応してしまうことがあるんです。」

アダルトチルドレンの方は、子どもの頃から周りの様子を見ながら過ごしてきた人が多いです
「今日は機嫌が悪そう。」
「怒られないようにしよう。」
「迷惑をかけないようにしよう。」
そんな毎日を繰り返していると、危険を先回りして予測することが当たり前になります。
その習慣は、大人になって職場でも続くことがあります。
朝になると、
●上司に何か言われるかもしれない
●ミスをするかもしれない
●今日もきっと疲れるだろうな
●何か起こりそうで怖い
と、
まだ起こるかどうか分からない出来事を無意識に考え始めます。
その結果、体は本当に危険が迫っているかのように緊張し、エネルギーを使い始めます。
つまり朝、感じる「会社に行きたくない」と思う理由は
「起きるかどうか分からない出来事を、あたかも起きるかのように思ってしまう」(予期不安)からだったのです

「仕事にはだいぶ慣れたはずです、でも会社にいるだけで疲れるきがします」
「そうなんですね。仕事そのものよりも、一日中気を張り続けることが一番疲れるのかもしれませんね。」

私も朝、目が覚めると最初に考えるのは、「今日も一日が始まった。きっと疲れるだろうな」という、不安な気持ちから朝が始まりました
「上司の機嫌はどうだろう。」
「今日は、●●●さんに電話しないといけない」
「うまくいくかな」
など、そんなことを考えながら朝が始まるのです
振り返ってみると、その日の仕事が始まる前から、頭はフル回転で心は乱れていました
それでは、会社に着く頃には、既に疲れているのは当然ではあります
当時は、「自分は心が弱い」「みんなはちゃんとできているのに」と思っていました。
私は仕事が本当に嫌だったのは、一日中気を張り続けることだったと思います
だから朝になると、「今日もまた緊張する一日が始まる」と心と体が反応し、会社へ行く前から疲れてしまっていたのだと、今なら分かります。
今より少し楽な気持ちで働くため

「朝から緊張しなくなるには、どうしたらいいのでしょうか?」
「まずは、『緊張している自分はおかしくない』と知ることが大切です。
朝の目標は、「会社へ行きたいと思えること」ではありません。

例えば、
●「今日は60点で十分。」
●「分からないことは聞いていい。」
●「全部一人で抱えなくていい。」
●「できることを一つずつやろう。」
そんな言葉を自分にかけてみてください。
そして、会社へ着く前に深呼吸をしながら、
「何も起きていない。大丈夫。」
と心の中でつぶやいてみましょう。
未来を予測する思考から、「今」に戻す意識をしてみてください
まとめ

「会社へ行きたくない自分は、心が弱い人間だと思っていました。
でも、そうではなくて、自分を守ろうと頑張ってきた結果だったんですね。
明日も朝は緊張するかもしれません。それでも、『私は怠けているわけじゃない』と思いながら会社へ行ってみます。」

その気づきが、とても大切です。朝の緊張を、すぐになくそうとしなくても大丈夫です。
まずは、自分を責めることを少し減らしてみてください。
『今日も心が私を守ろうとしているんだな。』
そう思える日が増えていくと、少しずつ肩の力を抜いて働ける時間も増えていきます。
朝、会社へ行きたくないと感じるのは、怠けているからではありません。
まだ起きてもいない出来事に備えて、心と体があなたを守ろうとしているからです。
だからこそ、自分を責めるのではなく、「今日もよく頑張っているね」と、自分に声をかけてあげてください。
その小さな積み重ねが、働きやすい毎日につながっていきます。
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