
「入社して半年経ちました。
仕事も少しずつ覚えてきたし、周りからも頑張っているね。と言われます。でも、毎日気疲れが酷くてぐったりしてまう」
入社して半年。
仕事にも慣れ、周囲からも「頑張っているね」と言われる頃かもしれません。
しかし、働くアダルトチルドレンの方の中には、
「仕事はできるようになってきたのに、なぜか苦しい」
と感じる方も少なくありません。
その苦しさは能力不足ではなく、
職場で『良い人』を演じ続けていることによる疲れ
かもしれません。
今回は、入社6か月頃の働くアダルトチルドレンが抱えやすい「良い人疲れ」についてお話しします。
「周りからは順調に見えているけれど、ご自身はかなり疲れている感覚があるんですね。」

良い人を演じるとは?
良い人を演じるというと、
無理に優しく振る舞ったり、
本心を隠して愛想よく接したりすることをイメージするかもしれません。
しかし、働くアダルトチルドレンの場合は少し違います。
本人は演じているつもりがなく、
「当たり前のことをしているだけ」
と思っていることも少なくありません。
例えば、
●頼まれると断れない
本当は手一杯でも、
「忙しいので難しいです」
と言えず引き受けてしまう。
●本当は困っていても「大丈夫です」と言う
わからないことがあっても、
「迷惑をかけたくない」
という気持ちから相談できず、一人で抱え込んでしまう。
●相手に合わせて意見を変える
会議や打ち合わせで、
自分とは違う考えがあっても、
「反対したら嫌われるかもしれない」
と感じて言えなくなる。
「周りを優先することが自然になっているんですね。」

●不満があっても我慢する
理不尽だと感じても、
「自分が我慢すればいい」
と気持ちを飲み込んでしまう
●いつも周囲を優先する
自分の体調や気持ちよりも、
周囲の期待や都合を優先してしまう。
こうした行動は、一つひとつを見ると決して悪いことではありません。
むしろ、
「気配りができる人」
「真面目な人」
と評価されることもあります。
しかし、自分の気持ちを後回しにする状態が続くと、
周囲は喜んでいても、
自分だけが少しずつ疲れていきます。
そして半年ほど経った頃、
「仕事を覚えてきたのに気持ちはずっと張りつめている」
「理由はわからないけれど辛い」
という状態になることがあります。

「気づいたら、自分がどうしたいのか分からなくなっています。」
なぜアダルトチルドレンは良い人になりやすいのか
アダルトチルドレンの方は、
もともと優しいから「良い人」をしているわけではありません。
子どもの頃から、
自分を守るために身につけてきた行動が関係していることがあります。
例えば、
●怒られないようにする
●親の顔色をうかがう
●家族の空気を読む
●家庭内のトラブルを避ける
●自分の気持ちを後回しにする
子どもの頃は、家庭でそうせざる得ない環境だったのだと思います
しかし大人になってからも、そのクセが残ります
今度は職場で
「迷惑をかけてはいけない」
「嫌われてはいけない」
「期待に応えなければいけない」
という気持ちが強くなり、
周囲に合わせることが当たり前になります。
その結果、
本当は困っていても相談できなかったり、
本当は断りたいのに引き受けてしまったりします。
入社6か月頃に疲れが出やすい理由
入社直後は、
緊張感や新鮮さで走り続けられます。
しかし半年経つと、
良い人を続けるエネルギーが少しずつ減ってきます。
すると、
●朝起きるのがつらい
●休日も疲れが抜けない
●仕事に行きたくない
という状態になることがあります。
仕事ができないからではありません。
むしろ、
頑張り続けてきたからこそ疲れている場合もあります。
良い人をやめるのではなく、自分も大切にする

大切なのは、
急に自己主張の強い人になることではありません。
まずは、
●本当はどう感じているのか
●本当は何に困っているのか
に気付くことです。
そして少しずつ、
「できません」
「考えさせてください」
「手伝ってもらえますか」
と言える場面を増やしていくことも大切です。
最後に
入社6か月は、
仕事に慣れてきたように見える一方で、
心の疲れが表面化しやすい時期でもあります。
もし今、
「なぜか毎日疲れる」
と感じているなら、
能力不足ではなく、
頑張りすぎているサインかもしれません。
まずは仕事を頑張ることよりも、
自分の気持ちに目を向ける時間を作ってみてください。
合わせて読んでほしい
▶入社1ヶ月で仕事がつらいあなたへ|辞めたいと感じる理由と心を守るヒント アダルトチルドレン傾向の方へ


コメント