アダルトチルドレンのための職場で無理せず働く人間関係のヒント

アダルトチルドレン
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「必要とされたい」
「嫌われたくない」
「認めてほしい」
職場でそう思って頑張りすぎていませんか?

上司の期待に応えようと必要以上に頑張ったり、
同僚との関係を壊さないように自分の気持ちを飲み込んだり….

その背景には、

職場の人から嫌われたら、仕事がうまくいかなくなる

職場で居場所がなくなるかもしれない

という不安があるかもしれません。

ですが本当にそうなのでしょうか?
職場の人から嫌われたら、仕事がうまくいかなくなるのでしょうか?

実際には、そうではありません。

好かれていなくても業務は進むことがほとんどです

むしろ好かれよう、期待に応えようと頑張りすぎることが、
自分を苦しめ、結果的に損をする役回りになる原因になるのです

この記事では、職場で上手くやろうという思い込みを解放し、
職場の人と、程よい距離間を探し、無理せず働ける考え方をご紹介します

少しでも心が軽くなり、【職場の人間関係、頑張りすぎなくても大丈夫】という
安心感を育てられるよう、お役に立てれば幸いです

職場の人に嫌われたら、仕事できない。これは思い込み

「仲良くしないといけない」
「嫌われてはいけない」という気持ちは悪いことではありません。
人と関わるうえで自然な感情です

ですが、

問題は、「嫌われたら仕事ができない」というのは思い込みである場合が多いです

実際には、職場の数人に嫌われたとしても、あなたの仕事は回ります

2:6:2の法則があります
人が10人いれば、
●2人からは好かれる
●6人は中立
●2人からは嫌われる

自分がどんなに頑張っても、2人からは嫌われてしまうのです
日本の学校教育では、全員と仲良くしましょう!と教え込まれることがほとんどなので、
嫌われることが【悪】とされがちです。

しかし、10人いれば10通りの考え価値観があるわけなので、
もともと自分と合わない人がいることは当然なのです

そして、

会社は学校ではなく、お金をもらう場所なのはもう言うまでもありません。

2・6・2の法則ですと
2人に嫌われたとしても、残りの8人で仕事に必要なやりとりさえ出来ていれば
仕事は回っていくことになります

しかし、

仕事が回っていっても、職場に居づらくなるということはあるかもしれません

仕事が回っても職場に居づらくて、我慢して仕事を続けることは簡単ではありませんし、
自分の心が壊れてしまう前に、部署移動や転職などを考えないといけません。
それについては、「思い込みの手放し方」で説明しています

好かれようと頑張りすぎると「損をする」

「嫌われたくない」という気持ちが強くなると、
必要以上に相手に合せたり、媚びてしまうような態度になってしまうのは、よくありません

「これだけか頑張っていれば相手は自分を大切にしてくれるはず」という期待を抱いて
しまいがちです。

しかし現実は、大切にされることはほどんどなく、
たとえば、
●頼まれたことを断れず、無理して引き受けてしまう
●本当は違うのに、相手に合せてしまう
●相手の顔色を伺い、いつも機嫌をとってしまう

こうした私たちアダルトチルドレンに多い行動は、
「気が利く人」「優しい人」と思われることもありますが、
次第に「断らない人」「都合のいい人」「便利な人」と見なされてしまう
リスクが高まります

一度「何でも頼める人」と思われると負担が偏り、あなたの仕事量が増え、
自分ばかりが損をする悪循環に陥りやすくなります

さらに「自分の意見を言わない人」は必要以上に下に見られたり、軽く扱われることもあります

つまり、嫌われないように頑張りすぎることは、結果的に利用され自分が損をするパターンに
なりやすいのです

だからこそ、嫌われないようにと無理をするのではなく、
業務上、必要なやりとりだけで十分と考えることが大切です

必要な報告・連絡・相談を行い、自分の役割を果たせば、職場の信頼は十分に築けます

今日からできる「思い込みの手放し方」

嫌われたら仕事ができないかもしれないという思い込みは、長年のクセのようなものです

少しずつ別の考え方を取り入れていくことで、だんだんと楽になれます
ここでは具体的な方法をご紹介します

私は何のために仕事しているか?をハッキリさせる

嫌われたら仕事が出来なくなるかもと不安になったときは、

私と相手の関係は今はよくない。
今、私は職場に居づらいのは事実だ。

それを踏まえた上で、
私がこの職場にいる理由はなんだろか?

居づらい思いまでしたこの職場にいる理由とは?

この問いに自分に投げて下さい

たとえば、

●実績を積むため
●スキルを積むため
●お給料が良い

などの自分が何か納得できる理由があれば、嫌われていても割り切って働くメリットは
十分にあると思います

逆に「我慢の理由が曖昧」「何に耐えているか分からない」という状態が続くのはよくありません

”辞めてもいい”という選択肢を視野に入れて、自分を守る行動をとることが大切です

必要なことを伝えたなら、それで十分と考える

意見を伝える場面では、「これを言ったら否定されるかも」と不安になることがあります

そのときは、「これは業務上必要だから伝えている。」強く意識する

相手がどう受け取るかは相手の問題であること

必要なことをきちんと伝えた自分は自分は十分役目を果たしたと考えることで、
気持ちが軽くなります

まとめ

嫌われたくないという気持ちは、嫌われたら仕事がうまくいかないかも。
という思い込みから生まれます

ですが実際には、2:6:2の法則にもあるように全員に好かれることは難しいことです
全員に好かれなくても仕事はできます

嫌われないように頑張りすぎることで必要以上に下に見られ、
利用され自分が損をすることもあるのです

嫌われたらダメという思い込みに気づき
必要なことを伝えたら、それで十分と考えることで、
少しずつ心が軽くなっていきます

好かれようと無理をするよりも、自然体で必要な役割を果たすこと、
それが、長く働き続けるうえで大切な力です

嫌われても大丈夫。あなたが必要なことを伝え、仕事を進めているなら
それで十分です

そんな安心感を少しずつ育てていきましょう

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