入社1年目がつらい理由 アダルトチルドレン傾向の方へ

仕事を続けるためのガイド(入社〇年シリーズ)
この記事は約6分で読めます。

アダルトチルドレン傾向の方が入社1年目をつらく感じるのは、

●失敗してはいけない
●人に迷惑をかけてはいけない
●嫌われてはいけない
●一人で頑張らなければならない

という思いを抱えながら働いているからかもしれません

そうすると同じ職場で働いている人より、人一倍疲れやすく感じてしまうのです


入社してから毎日がつらいです。仕事へ行くのが怖いです。

毎日その気持ちを抱えながら仕事へ向かっているのはとてもつらいですね
入社1年目は誰でも大変な時期ですが、アダルトチルドレンの方は特に苦しさを感じやすいことがあります。


私自身も、入社1年目は本当に毎日つらく不安でした。

「怒られたらどうしよう。」
「迷惑をかけたらどうしよう。」
「質問したら嫌な態度をとられるかも。」

そんなことばかり考えながら働いていました。

では、なぜアダルトチルドレンは入社1年目がつらくなりやすいのでしょうか。

①失敗してはいけないと思う

小さなミスでも、自分が責められる気がして不安です
自分っていつまでたっても仕事ができないなって思ってしまうんです

自分自身を否定されたように感じてしまうのですね
アダルトチルドレンの人は、失敗を成長のための「経験」ではなく「自分の価値」と結び付けやすい傾向があります

本来、入社1年目は失敗しながら仕事を覚えていく時期です。失敗は成長の一部であり、あなたの価値を決めるものではありません。

アダルトチルドレンの人は、小さい頃から失敗すると多くの場合、親に怒られたり
失敗しないようにと期待を大きく持たれていた場合があります

そのため、

●ミスは許されない
●完璧にできなければ価値がない
●一度失敗したら信用を失う

と考えやすくなります。

でも、冷静に考えてみると入社1年目は、誰もが失敗しながら仕事を覚える時期です。

② 質問することが怖い

分からないことがあっても、迷惑をかけそうで質問できません。

質問したい気持ちはあるのに、『迷惑だと思われたらどうしよう』という不安が強いのですね。その気持ちを抱えながら仕事をするのは、とても苦しかったと思います。

私も入社1年目は、質問することがとても苦手でした。

仕事中に分からないことがあっても、

「こんなことも分からないの?」

と思われるのではないか。

「忙しいのに話しかけて迷惑だったかな。」

そんなことばかり考えていました。

そのため、分からないことがあっても自分で何とかしようと、必要以上に考えてしまうのです

しかし、結局は確認しながら進める方が適切で必要以上に一人で頑張りすぎると仕事は遅くなるし、ミスもしてしまいます

結局「やっぱり自分は仕事ができない。」

と、さらに自分を責めることになります。これでは負のスパイラルと言われそうです

今振り返ると、仕事ができなかったのではありません。

アダルトチルドレンの人の多くは、質問する能力がないのではありません

「質問ができない」のではなく「質問した後の相手の反応が怖くて質問できない」のです

アダルトチルドレンの方は、小さい頃から「期待に応えなければいけない」「怒られないようにしよう」と過ごしてきた人がほとんどです、

そのため、職場でも質問すること自体に強い不安を感じやすいのです。

私が少しずつ変われたきっかけは、「質問は迷惑ではなく、仕事の業務の1つ」と考えられるようになったことでした。

最初は勇気が必要でしたが、「このやり方で合っていますか?」と一言確認するだけでも、不安は少しずつ減っていきました。

あなたは今まで、相手の反応は怖くて自分を守るために質問を我慢するしかなかったのかもしれません。

これからは少しずつ「確認することは悪いことではない」と経験を積み重ねていきましょう

③ 周りの顔色ばかり気になってしまう

上司や先輩の表情ばかり気になってしまいます。

『自分が何か悪いことをしたのかな』と考えてしまうのですね。常に周りの様子を気にしながら仕事をするのは、本当に疲れますよね。

アダルトチルドレンの傾向の方は、自分を守るために人の顔色をみることが必要でした。
大人になった今も、周りの人の顔色を伺う癖は根深く残っています、

職場では上司や先輩が少し機嫌が悪そうに見えるだけで、

「何か失礼なことを言ってしまったかな。」

「仕事の進め方が悪かったのかな。」

と、自分に原因があるように考えてしまうのです

私は子どもの頃、父親の機嫌をうかがいながら生活していました。

家の中では、父親が怒らないように、機嫌を損ねないように過ごすことが当たり前でした。

そのため、父親の表情や声のトーン、家の空気の変化にとても敏感になっていたのです。

そして大人になって働き始めても、その習慣は変わっていませんでした。

上司や先輩の表情を見るたびに、無意識に「怒っていないかな」「私が原因かな」と考えてしまうのです

後になって振り返ると、上司は仕事が忙しかっただけだったり、別のことで考え事をしていただけだったりすることも結構ありました

つまり、相手の機嫌と私とは関係がないことが多かったのです。

アダルトチルドレンの方は、子どもの頃に身につけた「周りの空気を読む力」を、大人になっても使い続けてしまいます

その力は、人への気配りができるという長所でもあります。

一方で、相手の感情を優先し続けると、自分の心はどんどん疲れてしまいます。

私が少し楽になれたのは、「相手の機嫌は相手のもの。必ずしも自分が原因ではない」と考えられるようになってからでした。

最初は難しかったですが、「本当に私が原因なのかな?」と一度立ち止まることで、不安が少しずつ和らいでいきました。

もし今、職場で周りの顔色ばかり気になってしまうなら、自分を責める必要はありません。

それは、子どもの頃の環境の中で身につけた、自分を守るための大切な力です

でも大人になった今は、その力を少し緩めていきましょう。「本当に自分が原因なのかな?」と一度立ち止まる習慣が身につくと、不安な時間が少しずつ減り、仕事中に心が楽だと感じられる時間が少しずつ増えていきます。

まとめ

今回は、アダルトチルドレンが入社1年目につらさを感じやすい理由を3つご紹介しました。

  • 失敗してはいけないと思ってしまう
  • 質問することが怖い
  • 周りの顔色ばかり気になってしまう

これらは、あなたの性格や能力の問題ではないことをお伝えしました

これまで自分を守るために身につけてきた考え方や行動が、今は職場で、苦しさに繋がっているのです

私自身も、入社1年目は毎日不安を抱えながら働いていました。

しかし、自分の心の動きを理解し、少しずつ考え方や行動を変えていくことで、仕事中に「今日は少し楽だった」と感じられる時間が増えていきました。

焦って一度に変える必要はありません。

小さな一歩を積み重ねることが、あなたらしく働ける未来につながっていきます。

もし、

  • 「仕事へ行くのがつらい」
  • 「職場でいつも気を張ってしまう」
  • 「一人で抱え込んでしまう」

そんな悩みを一人で抱えているなら、誰かと一緒に整理してみませんか。

私は、働くアダルトチルドレン専門のオンラインカウンセリングを行っています。

当事者としての経験と、産業カウンセラーとしての視点をもとに、あなたの気持ちを丁寧にお聴きします。

一人で頑張り続けるのではなく、一緒に「少し楽に働ける方法」を考えていきましょう。

合わせて読んでください
入社1年 アダルトチルドレンが職場で一人で抱え込まない働き方

コメント

タイトルとURLをコピーしました