こんにちわ。
産業カウンセラーのえぬです。
今日のテーマはジャーナリングです。
ジャーナリングは、頭に浮かんだことを自由に書きだすこと
決まったルールはなし!文章になってなくてもOK!誤字があってもOK!
感情や、悩みや、出来事、感謝の気持ちや、怒りの気持ちも何でも書くことがジャーナリングです。
そして、このジャーナリングはアダルトチルドレンの回復にも大変おススメです。
なぜおすすめか、先に結論をお伝えします
●自分の気持ちに気づく・言語化できモヤモヤの正体がわかる
●抑え込んでいた感情を解放してストレス発散
●思考の癖に気づける
●他人の価値観ではなく、自分の本音に気づける。アイメッセージを活用する
●自分に厳しすぎる自分を見直すことができる
●回復の軌跡を可視化できる。少しずつ変わっていく自分に気づくことができる
このようにジャーナリングがもたらす効果はとても大きくアダルトチルドレンにとっては
自己肯定感のアップに繋がります。毎日やろうと思わなくても大丈夫!
出来る範囲で少しずつ行動して生きづらさから抜け出しましょう!
この記事では、ジャーナリングの効果とやり方について詳しく取り上げています。
このような方にもジャーナリングはおススメ!
アダルトチルドレン以外の方にも
ジャーナリングは「自分の気持ちや考えを整理したい」など、
以下のような方にもおススメです。
自分の気持ちがよく分からない人
アダルトチルドレン(AC)の方の中には、子供のころに周囲の期待に応えることを優先にして、
自分の本当の気持ちを後回してしまうことが癖ついている方が多いです
●本当は何が好きなのか分からない
●自分がどうしたいのか、決められない
●いつも他人の意見に流されてしまう
このような悩みがある方はジャーナリングで思いつくままに書き出すことで少しずつ
自分の気持ちを感じる練習ができます。
周囲の期待に応えることで自分の気持ちを後回しにしてしまう癖がある人は、
頭の中の自分の考えを言語化することが苦手になりがち、
ジャーナリングをすることで言語化する練習にも役立ちます。
いつも頭の中がモヤモヤしている人
●あれもこれも考えてしまって、頭がいっぱい
●気持ちがスッキリせず、ずっと悩んでいる
●いつもネガティブな考えがグルグル回ってしまう
頭の中で常に思考が浮かんでは消える。思考の流れはとても速く渋滞もしています
このように頭の中で考えがごちゃごちゃしている人は「書く」ことで思考を整理するジャーナリングが
ぴったりです。
感情を抑え込んでしまう人
●怒ってはいけない、悲しんではいけないと思ってしまう
●本当はつらいのに、つい誤魔化してしまう
●人に迷惑かけたくなくて感情を表に出せない
感情を抑え込むと、もちろんストレスが溜まります。
あなたも私も怒っていいし、悔しいや寂しいと思ってもいいですよね
普段抑えている感情を紙の上で解放すると、ストレスが軽くなったり、
自分が本当に望んでいることに気づけますよ。
人間関係に悩みやすい人
●嫌なことがあっても、その場で何も言えず後からモヤモヤする
●人にどう思われるか気になって、つい無理をしてしまう
●相手の言葉が気になりすぎて、落ち込みやすい
例えば
「今日、上司に言われた一言が気になっている」→「なぜ気になったのか?」→
「自分が責められたように感じたから」→「でも、本当に責める意図があったのかな?」などと
書きながら客観的に状況を振り返ると、実はそこまで気にしなくてもいいかも、
自分の過去の経験が影響して責められたように感じるだけでは….
と新しい視点に気づけることがあります。
いつも完璧を求めてしまう人
●「ちゃんとしなくちゃ」と思いすぎて疲れてしまう
●失敗はダメなことと思っている
●もっと頑張らなきゃと、自分を追い込んでしまう
このように日常的に自分に厳しい人は、自分への思いを客観的に見ることで
自分への厳しさに気が付くことができます。
少しずつ自分に優しくなり、今のままの自分でOKと認めやすくなります
自分を変えたいと思っている人
●興味があることがあるけど、いざ行動に移せない
●同じ失敗を繰り返してしまう
新しいことを始めることは、楽しいことばかりでなく、不安もあります。
頭の中で考えるだけでは不安の方が大きくなり、結果、行動することをやめてしまうことがあります
ジャーナリングすると行動するための手順などが明確になり前向きに行動を移すことができます。
ジャーナリングのやり方
ジャーナリングに必要なものはとても簡単です
紙とペンさえあればすぐに始められます。
何分間と決めて書く
時間を決めてその時間内はとにかく書くことに集中するのがポイントです
●短時間でもOK まずは3分だけ書くのでも大丈夫です
初めてジャーナリングをする人は、なかなか書くことが頭に浮かんでこないことが
多いです。書き始めても3分ぐらい何も浮かばないってこともあります。
とくかく自由に書く
●思ったことをそのまま書く。文章にならなくても良い
●誤字・脱字があっても気にしない
●書く内容に意味がなくてもOK
●何を書けばいいが分からないと思ったら、それを書いてもOK
何を書いていいか分からない。という場合でも
「何を書いていいかわからない」と書いてみてください。
ジャーナリングは、やることに意味があるので行動をしただけでひとまずはOKです。
続けるうちに段々、思いが浮かんできます。
それでも、
自由に書くのが難しいと感じる人は、テーマを決めると書きやすくなります
テーマは、アイメッセージ(主語を私にすること)がおススメ
たとえば…
●今、私はどんな気分?
●私は最近どんなことが気になっている?
●私は今日何がしたい?
●私の嫌いなものは?私の好きなものは?
●今、私が感謝しているもの
●今日、私がイライラしたこと、私が悲しかったこと
主語に「私が(は)」をつけたテーマを作ることで、自分主体になり効果的です。
自分のことが浮かんできやすくなるのでおすすめです
書いた内容を見返す(客観的に振り返る)
ジャーナリングは「書くだけ」でも十分効果がありますが、
是非、アダルトチルドレンの方は書いたものを見返すことをおススメします
理由は、アダルトチルドレンの方は自分のことが分からなくなってしまうことがあるので、
自分を客観視することができます。是非、書く→見直すをセットでやってください
●今の自分が書いたものを読んでどう感じるか?を考える
●何度も出てくる言葉・パターンを意識してみる
●否定しない。ありのままの気持ちを受け止める
たとえば、
自分を否定する言葉を書いていたら、自分が自分に対して厳し過ぎるかのしれない
などと気づくこともあります。
ジャーナリングを続けるためのコツ
●完璧を求めない!どんな内容でもOK!文章になっていなくてもOK!
●書きたくない日があってもいいと思う。無理に毎日やらなくてもOK!
●最初は「3分だけでも書く」でもOK!短時間でも十分効果あり
いかがでしたでしょうか?
ジャーナリングはたくさんの効果があります。
毎日、やらないと意味がないものでもありませんので
出来る時だけでもOKです。
少しずつ生きやすくなっていく自分を実感できますので、
一緒にコツコツと、生きづらさからの回復の道を進んでいきましょう!
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