上司や同僚の顔色を気にしてしまうあなたへ

アダルトチルドレン

―アダルトチルドレンが職場で感じる“息苦しさ”の正体―

クライエント
クライエント

一日中、職場の空気を読んで疲れきってしまう…
なんでこんなに気にしてしまうんだろう

カウンセラー
カウンセラー

れは性格が弱いからではありません。
子どもの頃に身につけた「生きるための反応」なんです。

職場で、上司や同僚の表情や声のトーンが気になって仕方がない。
「今、機嫌が悪そう」
「何か怒らせたかな」
「私、何か変なこと言った?」

そんなふうに、一日中まわりの顔色を読み続けて、
気がつくとぐったり疲れている。
アダルトチルドレンの方には、とてもよくある悩みです。

この“顔色を気にしすぎる状態”は、
性格の問題でも、気が弱いからでもありません。
それは、子どもの頃に身につけた「生きるためのクセ」なのです。

なぜ、ここまで顔色が気になるのか

アダルトチルドレンの多くは、
子どもの頃、家庭の中に安心できなかった経験をしています。


親の機嫌が日によって大きく変わったり、
怒りや不機嫌が突然向けられたりすると、
子どもは自然とこう考えるようになります。

「怒らせたら、見捨てられるかもしれない」
「良い子にしていないと。」


こうして身についたのが、相手の感情を先回りして察する力です。
これは当時のあなたにとって、とても大切な“自己防衛”でした。
決して間違った反応ではありません。

ただ、大人になった今、職場という環境では、この力が過剰に働いてしまうことがあります。

職場で起こりやすいこと

顔色を気にしすぎると、次のようなことが起こりやすくなります。

✅上司の機嫌が悪いと「自分のせいだ」と感じる
✅本当は確認したいのに、声をかけられない
✅少し冷たい態度に強く落ち込む
✅ 周囲に合わせ続けて、本音が分からなくなる

その結果、仕事のパフォーマンス以前に、心が疲れしまう
「仕事ができない自分」ではなく、
「安心できない環境で必死に頑張っている自分」なのに、
それを責めてしまう人がとても多いのです。

少し楽になるための視点の切り替え

まず知っておいてほしいのは、
他人の機嫌は、あなたの責任ではないということです。

上司が不機嫌そうに見える日も、同僚の態度がそっけない日も、
その理由は仕事以外のことかもしれません。
「自分のせいかもしれない」と感じたときは、
一度、心の中でこうつぶやいてみてください。

「これは本当に私の問題? それとも相手の問題?」
問いかけるだけで、心に少し距離が生まれます。

また、顔色を気にしてしまった自分に対して、
「また気にしてる」「心が弱いな」と責めるのはよくありません
代わりに、こう声をかけてみてください。

「それだけ、必死で自分を守ってきたんだね」

回復とは「顔色を気にしなくなる」ことではない

アダルトチルドレンの回復とは、
人の顔色を気にしなくなることではありません。
気にしている自分に気づき、
「そう感じているんだね」と声をかけられるようになることです。



今日一日、誰かの表情が気になったとしても、
それでも仕事に来て、席に座って、ここまでやってきたあなたは十分頑張っています。

顔色を気にしてしまうあなたは、
弱いのではなく、人の気持ちを大切にできる人です。
その優しさを失わずに、まずは自分の心にも向けてあげてください。

オンラインカウンセリングのご案内

オンラインカウンセリングでは、
✔ 職場で起きた出来事
✔ そのとき感じた不安や緊張
✔ 「どうしてこんなにしんどくなるのか」という背景

を、評価や否定をされることなく、安心して話すことができます。

顔色を気にしてしまうのは、あなたが弱いからではありません。
これまで必死に生きてきた結果、身についた心の反応です。
その反応を責めるのではなく、少しずつ緩めていく場所として、
オンラインカウンセリングを使ってもらえたらと思っています。

「相談するほどじゃないかも」
「うまく話せるか分からない」
そんな気持ちがあっても大丈夫です。
まとまっていない気持ちのままでも、お話しできます。

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