「こんなこと言ったら、嫌われるかも....」
「うざいと思われらどうしよう」
「相手に否定されてしまう気がして怖い」
職場で自分の意見や考えを伝えるとき、
こんなふうに不安でいっぱいになることはありませんか?
私自身もそうでした。
子どもの頃から本音を言うと
「子どもは黙っていなさい」と怒られる
「お前には無理に決まってる」と否定されると
せっかく頑張って意見を言っても、自分が傷つくことが多く、
意見を言わない方がよかったと感じるようになり、
大人になっても
「自分の意見を伝える=怖いこと」と無意識に思い込んでしまうことがあります。
アダルトチルドレンの多くは、人間関係のトラブルを避けるために
「自分の気持ちを我慢するクセ」を身につけてきたからです。
でも、職場は家庭とは違います。
「意見を伝えること=怖いこと」ではなく
仕事を円滑に進めるために必要なこと。
少しずつでもいい。いきなり上手く言えなくても大丈夫。
今日はそんなあなたが、
ラクに伝えるための3つのコツについて
まとめました。
このコツを意識することで
「伝えても大丈夫」という安心感を少しずつ育てていけます。
あなたの考えや気持ちは大切にいいものです。
コツ1:「意見=わがまま」ではないこと理解する
アダルトチルドレンの私たちは、
つい「自分の意見の意見を言うこと=わがまま」
と思っていることがあります。
これは幼少期に
「親や家族の顔意をうかがい、我慢することで関係を保とう」と
頑張ってきた名残りなのです。
自分の気持ちを飲み込むことが
”安全な選択”だった過去があるからこそ、
「伝える=よくないこと」という思い込みが根強く残っています
まずはこう考えてみてください
これはわがままじゃない。
”仕事を前に進めための情報共有”なんだ
こう心の中で確認すると、気持ちが少し楽になります。
そしてこう自分に声かけましょう
私は迷惑ではなく、”役割を果たしている”
伝えない=仕事がとまる
伝える=役割を果たす
そんな新しい視点を少しずつ育てていきましょう
この意識を持つと「伝える=良いこと」と少しずつ書き換わっていきます。
コツ2:自分の思ったことを相手に伝えるまでが仕事と理解する
意見を言うときに怖さを感じる理由の一つは、
相手に否定さるのが怖いという気持ちです。
アダルトチルドレンの方は、幼少期に
自分の考えや気持ちを伝えたときに、親から否定・無視・拒絶された
経験があることが多いので、
意見を言う=また否定されるかもしれないと不安になります。
ここで大切なのは、
【意見を言うこと】と【意見が通ること】を切り離して考えること。
仕事の場面では
自分が思ったことを伝えるまでが、”自分の役割”だと理解する
その先で「相手がどう受け取るか」「どう判断されるか」は
自分の役割ではなく、相手の役割なのです。
- 私はこの方法が効率的だと感じました
- 私は納期は1週間必要だと考えています
- 私はこの資料の説明は少し分かりづらいと感じまた
このような自分の考えを伝えたとしたら、
伝えるまでが自分の役割
その後、採用されるか、修正されるか、却下されるか
は相手や企業の判断。
これはもう”自分にはコントロール外”の話なのです。
そして、意見が通らなくても「言えた自分」を認めること
意見が採用されるかどうかは状況や相手の都合にも左右されます。
でも、私は自分の考えをきちんと伝えたという事実は揺らぎません。
私はちゃんと考えを伝えた。自分の役割を果たせた
意見が通らなくても”私自身を否定されたわけではない”
この視点を持つことで、
「通らなかった=ダメだった」「言った意味がなかった」という
自己否定を手放すことができます。
伝えることに慣れてくると、
言えたこと自体が小さな成功体験に変わり、自信も少しずつ回復していきます。
コツ3:自分の考えに自信を持つこと
どうせ自分の意見なんて、間違っている
と決めつけて伝えないクセを手放す
アダルトチルドレンの方は、子どもの頃に
自分の意見は間違っている。口を出すと怒られると学習してしまいがちです。
そのため、大人になってからも
「どうせ私の考えは間違っている」「言っても意味がない」と決めつけて
最初から意見を口に出さないクセがついてしまうことがあります。
自分の考えに自信がないから、
伝える前から諦めているのです。
自信=「伝える経験」の積み重ね
自信は「生まれつき持っているもの」ではありません。
伝えてみる経験を積み重ねて自信が育ちます。
なのでまずはどうせ間違っていると決めつけるクセを手放し、
間違っていてもいいから伝えてみようと柔らかい気持ちで少しずつ伝えてみましょう。
まとめ 伝えることは”自分を大切にすること
自分の意見を伝えることが怖いと感じるあなたへ。
その気持ちは、子どもころに大人から自分を守るために頑張ってきた名残りです。
大人になった今も、その気持ちを強く持っていると社会では”生きづらさ”の原因になります。
子どものころは「伝えること=いけないこと」が定着してしまいましたが、
社会では「伝えること=良いこと」へ少しずつシフトしましょう。

この3つを意識することで「伝えても大丈夫」という安心感を少しずつ
育てることができます。
最後に、
意見を伝えることは勝ち負けではありません。
意見を伝えることは、「自分を大切にすること」です。
あなたの考えや感じ方は、大切にしていいものです。
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