アダルトチルドレンの私が「自分の自動思考」と向き合った話

アダルトチルドレンからの回復
この記事は約3分で読めます。

こんにちは、えぬです。

突然ですが、
私はアダルトチルドレンであり、
大人になってから、
日常生活や職場の人間関係で「生きづらさ」を感じることがよくあります。

今回は、そんな私が自分の中にある自動思考を書き出して向き合いました。
さらには、そこにある認知の歪みが見えてきましたので、
それをシェアしたいと考えています。

もし、この記事を読んでいる方の中に「なんでこんなに苦しいのだろう」と
感じているのなら、自分の思考に目を向けることを一緒にしてみませんか?

自動思考とは

出来事に対して瞬時に浮かぶ思考のこと、この思考が気分や感情、行動までも影響を与えます
自分の意思とは関係なく自動的に湧き出る思考です。

アダルトチルドレンの私が「自分の自動思考」を書き出してみた。

用意するものは紙とペンのみでOKです。

書き出すこと

●状況(いつ、どこで、何があった)
●自動思考
●気分の尺度(最高100)

私の振り返り

【状況】
3月中旬 職場にて
上司が「A相談員は【しっかりとした支援】が出来て、えぬ(私)相談員は
【ゆるやかな支援】が出来ますね」っと言った。

【自動思考】
●私も「しっかり」とした支援をやっているのに分かってもらえていない
●A相談員と比べて私の方が仕事が出来ないと思った、思われた
●私は上司に嫌われているかも

【気分の尺度】0~100
みじめ 70
怒り 60
傷ついた 80

見えてきた”認知の歪み”

書き出した自動思考に認知の歪みが確認できた

【自動思考】
●私も「しっかり」とした支援をやっているのに分かってもらえていない
          ↓
        マイナス思考

●A相談員と比べて私の方が仕事が出来ないと思った、思われた
          ↓
      拡大解釈と過小評価

●私は上司に嫌われているかも
          ↓
        結論の飛躍

自分の自動思考は本当にそうなのか?適応的思考を考える

【自動思考】
●私も「しっかり」とした支援をやっているのに分かってもらえていない
●A相談員と比べて私の方が仕事が出来ないと思った、思われた
●私は上司に嫌われているかも

      

 【適応的思考】
A相談員は「しっかり」とした支援が出来る、えぬ(私)相談員は「ゆるやかな」支援が
出来ている。ゆるやかな支援が悪い支援の仕方だと言われたわけではない。
「しっかりとした支援」と「ゆるやかな支援」は支援の仕方であるから、どちらが良くて、どちらが悪いものではない。悩んでいる人に合せて使い分けるもの。
すなわちこの状況から上司が私を嫌っているということにはならない。

適応的思考に変えた上で、改めて気分の尺度を振り返る

【気分の尺度】0~100
みじめ 70→30
怒り 60→10
傷ついた 80→30

結論

どの気分の尺度も低くなり気持ちが楽になるのを感じました。
私を苦しめていたのは、自動思考からくる認知の歪み(クセ)だったと気づくことができた。

アダルトチルドレンとして生きづらさを抱えながらも、こういう考え方が自分を苦しめていたんだな。
と気づけるだけで少し心が楽に軽くなっていきます。

さいごに

アダルトチルドレンとして生きてきた私たちは、過去の環境で身につけた思考のクセに、
無意識のうちに縛られていることがあります。
でも、そのことに気づくことが出来れば、少しずつ回復に繋がり、目の前が明るく見える日が
増えてくると私は信じて今後も自分の自動思考と向き合いと思います。

オンライン相談も行っています。
誰かに話すことで自分の思考のクセに気づいたり、
もしよろしければ、あなたの自動思考と向き合うお手伝いをさせていただきます。

この記事が同じような生きづらさを感じている方の小さなヒントになれば嬉しいです。
これからも「自分を大切にすること」やアダルトチルドレンの克服に繋がる記事を書いていきますので、ぜひ読みにきてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました